French S

Saga De Ragnar Lodbrock
Saga De Ragnar Lodbrock 1979 中世の修行僧でも出てきそうな雰囲気のシアトリカルな、トラッド風のロック。特に、6曲目(LP時代にはB面全てを占める)長尺曲は、迫力ある語りと演奏の圧巻の曲。


Sandrose
Sandrose 1973 名ギタリストJean Pierre Alarcen率いるサンドローズ唯一のアルバム。パーカッシブなオルガンと迫り来るメロトロンもポイント。いかにも70年代初頭の姿の写真があるが、それにピッタリな女性ボーカリストの歌い方は、パンチが効いていて、これもよい。傑作。


Yochk'o Seffer
Ghilgoul 1978 Neffesh Music三部作の最後の作品。Zaoで炸裂していた彼のSaxと弦楽器などが絡み合う。Brand Xのような緊張感のあるジャズロックであるが、同時にクラシカルな趣のある美しい楽曲などもあり、これらが融合された名作。


Seven Reizh
Strinkadenn'Ys 2001 Gerard Le DortzとClaude Mignonによって2001年に結成されたバンドの1st。ケルティックなシンフォ。
La Barque Ailee 2015 なんともドでかい本の付録にCDがついている、といった感じ。壮大なシンフォ。


William Sheller
Lux Aeterna 1972 W.Shellerは歌ではなく、オーケストラ、コーラスの指揮。壮大なアルバム。
Univers 1987 フレンチポップ/シャンソン系アルバム。ただし、オーケストラを大々的に導入しており、シンフォな仕上がりになっている。結構よいかも。ラストもドラマティック。
Albion 1994 cf -> Philips


Shylock
Gialorgues 1977 1st。格好よい音楽を格好よいバンド名をつけて演奏することを目指し、自主製作したアルバム。アルバムを構成する3曲のタイトルは、第4番、第6番、第5番と番号だけ。ギターは、ロバート・フリップのフォロアー。キーボードのアルペジオがきらびやかで、ドラムも一所懸命たたきまくっている。クールだが、フランス的な軽妙さも見え隠れする。
ile de fievre 1978 2nd。CBSからメージャーデビューし、最後のアルバムでもある。相変わらずクールで格好良い。タイトル曲は、(時々よれるが)前作の曲を発展させたような曲で印象的。
なお、Musea盤は、B面において、おそらくマスターテープが伸びてしまった(曲の時間が長くなっている)?ことが原因だと思うが、音程に歪み(というか、音程の揺れ)がある。やはり、(これまで3枚レコードを買い直したが、メジャーレーベルの割にどうもプレスが悪いのが玉に瑕ではある。)CBS盤がよい!
La Somme des Parties 2016 2013年に再結成したShylockが、かつての2作からの楽曲を再録したアルバム。若いときには勢い、passionで演奏しきった感があったが、さすが、余裕で過去の楽曲を再現していて、ダイナミック。


Siiilk
Way To Lhassa 2013 PulsarのGilbert Gandil(g)とJacques Roman(key) が結成したプロジェクト。やはり、Pulsarのような香が感じられる。繊細でドラマチック。
endless mystery 2017 Richard Pick (vo,a-g)、Gilbert Gandil (g,pf)、Jacques Roman (key)、Allilio Terlizzi (ds)、Guillaume Antonicelli (b)、Catherine Pick (vo)+Belhole Mushtaq (tablas)、Roland Richard (clarinet)


Emilie Simon
Emilie Simon 2004


Yves Simon
Raconte-Toi 1975 小説家の彼は歌手でもあり、Transit expressが彼のバックバンドだった。つぶやくような歌い方が何ともよい。
Macadam 1977 フランス然とした楽曲とイヴ・シモンの詩をつぶやくような歌い方、そして、Transit Express (David Roseのバイオリンも光る)の演奏も充実している名作。
Intempestives 1999 なかなかシンフォニックなアルバム。


Guy Skornik
Pour Pauwels 1971 夢見心地系アートロック。


Skryvania
Skryvania 1978 ダブルキーボード、ギター、バイオリンによるシンフォ系。音質が残念。


Space Art
Space Art 1977 Ariola Hansaからリリースの唯一作。Key:D.Perrier, Ds:R.Rizzitelli。冒頭のOnyxから、ジャンミシェル・ジャール的ポップなシンセ楽曲。ヒンヤリした質感で全体が貫かれた、Pulsarを彷彿する、なかなか魅力あるメロディのシンセミュージック。


Speed Limit
Speed Limit 1974 ジョルジュ・ジャンダ(ds)と、ZAOのヨシコ・セファーと、ジャン・リュイ・ビュキ(key)らによるプロジェクト。期待したが、意外と不発。
Speed Limit (2) 1975 2作目。ジャニック・トップも参加。全体としてモゴモゴしたジャズ・ロック。


Stabat Akish
Nebulos 2012 魅力的なジャズロック。


Step Ahead
Step Ahead 1982 傑作。イエスタイプのシンフォでハイトーンのボーカルは英語。Claudine Truchi (key)は、Carpe DiemのkeyのTruchiの妹か?彼女はCarpe Diemのライブでも演奏していたよう。やはりキーボードの音は、カルプ・ディアンの音にも近い。


Alan Stivell
Symphonie Celtique - Tir Na N-Og 1980 ケルティックなシンフォ。
The Mist Of Avalon 1991 ロック色もあるケルト系音楽。


STS (Salmieri Top Seva)
Systeme Solaire (live) 1997 1997年のパリでのギグ。


Surya
Surya 1979 D.Lockwoodのバイオリンが炸裂するジャズロック。エレピや手数多いドラミングも素晴らしく、緊張感と心に訴える躍動感が同居するarti e mestieriのアルバム(明日へのワルツ)の様な感触。


Synopsis
NMinuit Ville 1979 泣きのメロディのシンフォ。
Gamme 1980 2作目。延びのあるボーカル、フランス然としたキーボードなどが光る抒情派シンフォ。






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